海の時間 | 読書の時間

六番目の小夜子

著者:恩田陸
出版社:新潮文庫/新潮社
339頁
読了日:2001年8月8日



物語:  三年に一度めぐってくるサヨコの年!
 六番目のサヨコの年何かが起こる!
 頑張れ沙世子! 負けるなサヨコ!


感想:  ファンタジーノベル大賞に応募して酷評されて落選した作品だそうです。漆黒の恐怖で包み込まれてるらしいです。
 私にはさっぱり意味がわかりませんでした。「かれら」が待っている『彼女』って何なのでしょう。解説に何か書いてあるかと思ったら「学園小説」の大雑把な解説だけでした。逃げたなって感じ。
 文化祭で上演される『六番目の小夜子』はちょっと良かったかも。これがやりたかっただけって気もしますが。
 どうでも良いのですが「プロローグ」は手紙文であるべきだと思いました。