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夜来たる[長編版]

著者:アイザック・アシモフ&ロバート・シルヴァーバーグ
翻訳者:小野田和子
出版社:創元SF文庫/東京創元社
558頁
読了日:2001年3月7日



物語:  6つの太陽のいずれかが空にあり、常に昼間の惑星に、2049年に一度の夜がくる。
 その事に気付いた天文学者、考古学者、心理学者たちが世間に夜が来る事を知らせようとする。
 しかし、それは狂信者たちの教義を科学的に裏付ける事に成り、世間からは信用されない。
 刻一刻と迫る夜!
 夜に現れる星とは何か!?




感想:  名作「夜来たる」の長編版です。
 短編版を読んでいないのでなんとも言えませんが、どうも夜が来るところで終わっていた素晴らしい話に、余計な後日談を付け足したものらしい。
 夜が来るまでは凄く面白いのに、後日談のつまらない事といったらありゃしない。
 でも前半は絶品。