東の海神 西の滄海
著者:小野不由美
出版社:講談社X文庫white heart/講談社
321頁
読了日:2002年04月10日
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物語: | 荒廃した雁国の新王は僅か20年で焦土に緑を蘇らせたが、都から遠く離れた元州で王に叛く不穏な動きが! 雁国は再び戦で荒廃するのか!? 頑張れ逆賊! 負けるな王!! |
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感想: | もとネタが中国と日本(もしかしたらそれ以外のアジアの国々)の様なのですがバラバラな感じはせず上手くまとまっている様に思います。(何様だ) 他の話をまだ読んでいないのでアレなんですが、普通の人間が突然アチラへ行って大活躍する話ではなく、もともとアチラで生まれるはずだったのがコチラへ流されて来て生まれ、ソレが戻って行くって話なところも無理が無くていいでしょう。(だから何様なんだって) そんな感じでこの話は、王とは何か、臣とは何か、民とは何か、を問う問題作なのでした。(そうか?) |