快楽主義の哲学
著者:澁澤龍彦
出版社:文春文庫/文藝春秋社
237頁
読了日:2002年04月25日
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内容: | 『人生に目的などありはしない―――すべてはここから始まる。曖昧な幸福に期待をつないで自分を騙すべからず。求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。流行を追わず、一匹狼も辞さず、世間の誤解も恐れず、精神の貴族たれ。人並みの凡庸でなく孤高の異端たれ。時を隔ててますます新しい澁澤龍彦の煽動的人生論。解説・浅羽通明』 ―――(裏表紙より) |
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感想: | 失業している時に半分ほど読んで部屋の模様替えをしたときに紛失して先ごろ発掘されたのを読んでいたのでした。 30年ほど前にカッパブックスから出版されたらしいですのでちょっと古い感じですが、当時の澁澤が36歳だったてのがヤな感じです。今のオレより年下。 それにしても、失業者が読むのはマズイ本です。「これでいいんだ」って錯覚してしまいます。ヤバかったです。 いろんな事が書かれてありますが、要は「気にするな」って話の様でした。 |