海の時間 | 読書の時間

月の影 影の海(上)(下)

著者:小野不由美
出版社:講談社X文庫white heart+講談社文庫/講談社
272頁+255頁
読了日:2002年06月01日



物語:  或る日突然現れた謎の男に異世界へと連れ去られた女子高生!
 拉致した目的は!? 女子高生の運命は!?
 頑張れ女子高生! 負けるな王!!

感想:  十二国記の最初の話しですが古本屋に無かったので図書館で借りてきてしまいました。しかもずっとホワイトハート版を読んでいたのですが、講談社文庫版を読んで初めて知ったのは加筆修正されているらしい。解説かイラスト+後書かの違いだけだと思っていた。
 解説を書いている人が「作者には十二国記を夢の国として描く気などさらさらないのも明かなのだ。」って書いていますが、どこで明かなのかさっぱりわかりません。私はきっと夢オチだろうと踏んでいます。そうでなければ何か不都合があるたびに「不思議だ」で終わらせないでしょう。(「不思議だ」ってのは「月の影〜」での話ではないです。)