とんち探偵一休さん
金閣寺に密室(ひそかむろ)
著者:鯨統一郎
出版社:NON NOVEL/祥伝社
306頁
読了日:2002年06月20日
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物語: | 日本国王を自称する足利義満が密室状態の金閣寺で謎の死を遂げる! 世阿弥を介して足利義嗣の依頼を受けた京随一の知恵者と評判の小坊主・一休とその仲間たちが義満の死の謎に迫る!! 犯人は!? そして方法は!? 頑張れ新右衛門さん! 負けるな一休さん!! |
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感想: | またまた図書館で借りた本。お話はとっても面白いのですが、長編小説としてはドウなんでしょう。「邪馬台国はどこですか?」みたいに短編でアイデアだけ披露したほうが良いかも。でも一休さんのお話で有名な「毒入りの甕」とか「このはしわたるべからず」とか「屏風の虎」とかが上手く話しに折り込まれていて楽しませていただきました。 |