殉教カテリナ車輪
著者:飛鳥部勝則
出版社:創元推理文庫/東京創元社
360頁
読了日:2002年10月18日
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物語: | 『憑かれたように描き続け、やがて自殺を遂げた画家・東条寺桂。彼が遺した二枚の絵、《殉教》《車輪》に込められた主題とは何だったのか? 彼に興味を持って調べ始めた学芸員・矢部直樹の前に現れたのは、二十年前の聖夜に起きた不可解な二重密室殺人のなぞだった――緻密な構成に加え、図像学と本格ミステリを結びつけるという新鮮な着想が話題を呼んだ、第九回鮎川哲也賞受賞作』 (裏表紙より) |
感想: | またまた図書館で借りた本。本格推理小説らしい。本格って何が本格なんでしょう。 また叙述トリックです。密室トリックとか作中での現実でトリックを使うのが滑稽だと気付いたのか最近は叙述トリックがおお流行みたいです。とりあえず、この話の叙述トリックは良く出来ていたと思うけれども、やはり私は叙述トリックが大嫌い。なんか細かい字でごまかしてるインチキ契約書みたいで。 |