この世で一番の奇跡
著者:オグ・マンディーノ
訳者:菅靖彦
出版社:PHP研究所
206頁
読了日:2002年11月18日
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物語: | 他人だけでなく自分にも捨てられた廃品同然の人間を拾い上げ再生するラグピッカーの老人と偶然出会った世界一のセールスマンは、老人に傾倒し自著に彼が遺した「神の覚え書き」を記す事を約束する。 この世で一番の奇跡とはいったい?? 頑張れ廃品! 負けるなクズども!! |
感想: | またまた図書館で借りてきました。人生の成功とは銀行預金の残高だけだけではないとか言ってる割りには、結局そっちに向かってるとしか思えない感じの自己啓発本でした。神の恵みは五体満足であったり五感満足(?)であったりするらしい。五体不満足の人とか『ジョニーは戦場へ行った』のジョニーなんかは神の祝福を受けていない人って事なんだろうか。とか、宗教がらみになると疑問が一杯になるのになぜかアチラの人は神とか出したがって、更に、神は与えるべきものはすべて与えたのでそれに感謝しながら自分で努力しなさいって話になっているところがナイスです。 とりあえず「私はコレで成功しました」って人の哲学を語っているらしいです。(その「成功」が何なのか今の私には良く分かりませんが) |