海の時間 | 読書の時間

やきそば三国志

著者:加藤文
出版社:文藝春秋
397頁
読了日:2003年1月2日



物語:  チルドやきそばの市場を巡って定番商品「ファミリー三食やきそば」を発売する「帝国漁業」の後を追いインスタント麺の老舗「東辰」、チルド麺専門の「恵比寿製麺」がシノギを削る!
 チルドやきそばにバリエーションを持たせる事は出来るのか!? 生き残るのはいったい!? 
 頑張れ!帝国 負けるな東辰!! 戦え恵比寿!!!
 
 

感想:  またまた図書館で借りてきました。商品開発ものの企業小説定番で「消費者の立場に立って」って落ちで何の新みも無かったですが、実社会でも次から次にコピー商品としか思えないバッタモンが出る裏で、それを発売せざるを得なかったプランナーや研究員や営業マンそして経営者の苦悩がリアルに描かれていて面白かったです。