海の時間 | 読書の時間

こんなに深い意味だった
童謡の謎3

著者:合田道人
出版社:祥伝社
309頁
読了日:2003年2月6日



内容:  童謡・わらべうた・文部省唱歌にはこんなに深い意味があった!
 「ちいさい秋みつけた」「雨降りお月」「ナイショ話」「真白き富士の根」「せいくらべ」「アルプス一万尺」「黄金虫」「一かけ二かけて 一列らんぱん」「狸の茶釜」「ドナドナ」「人買船」「お猿のかごや」「春の小川」「たきび」「村祭」「ゆうやけこやけ」「野ばら」「向こう横丁の」の18曲の謎を紐解く!

 
 

感想:  またまた図書館で借りてきました。「3」って事なので前に二冊出ていたらしいですが図書館にはありませんでした。今回の本には取り上げた曲を収めたCDも発売されているらしいです。きっとそうしないと聞いたことも無い曲があるからでしょう。でも、聞いたことも無い曲に深い意味があっても余り興味は無いのでした。ってゆうか、そう言うのに限って歌詞通りの意味なのがネタ切れなんだろうなと思わせる所でした。
 大変興味深い内容だったのですが、全体的には「この作者の説」なんだろうなと言う印象が強かったので、他の研究書も読んでみなければと思うのでした。(いや、だってね「アルペン踊り」は「命綱にぶら下がってクルクル回ってる様子」って、小槍の上でどこにぶら下がるの? とりあえず「SMAP×SMAP」の罰ゲームで「小槍の上でアルペン踊りを踊る」らしいので要チェック。それ以外にも妄想が暴走しているところが幾つも)
 それでも、なるほど、と思えるお話もあって大変面白かったです。