プリズム
著者:貫井徳郎
出版社:創元推理文庫/東京創元社
293頁
読了日:2003年5月27日
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内容: | 小学校の女教師が事故とも殺人とも考えられる状況で死んだ!! 彼女は何故死んだのか!? 頑張れ作者! 負けるな読者!! |
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感想: | 図書館で借りてきました。読んでいる途中で「まさか」と思った方向に帰結してあらららと思ったのでした。納得できる帰納法ならともかく「おかしいやん!」って感じで何の疑問にも答えていない。「なんじゃこりゃ」と思ったら、推理小説の世界にはこういうジャンルがあるらしい。あとがきとか解説で初めて知った。ちょっとびっくり。犯人とか動機とか方法とかの解答を示さず「純粋に推理を楽しむ」って楽しみ方があるらしい。あれやこれやと考えるだけで解答を出さないって。オレは楽しめんっ! |