海の時間 | 読書の時間

マンガ日本の古典 1
古事記

著者:石ノ森章太郎
出版社:中央公論社
271頁
読了日:2003年9月14日



内容:  天武帝の命により稗田阿礼と太安萬侶が編纂した「古事記」上巻を石ノ森章太郎が漫画化!!
 日本人は何処から来たのか!? 天皇家とはいったい!??
 頑張れ天神! 負けるな現人神!!

感想:  神武天皇の父が誕生するまでのお話をまとめた物でした。岩波文庫版の「古事記」を飛び飛びにしか読んでなかったので知らなかったのですが、神武の父ってニニギとサメの間に出来た子なんですね。「あとがき」によると古事記の漫画的なところは上巻までなので漫画化するのはココまでって事なんですが、この後のヤマトタケルの話とかも結構漫画的って気がします。何はともあれ、ものすごく省略してあり(だから)解りやすいので、元の本(と言ってももちろん現代語訳してあるやつ)を読む切っ掛けには成るかなと思ったのでした。私は暫く読まないけど。