百器徒然袋―雨
著者:京極夏彦
出版社:講談社
476頁
読了日:2004年1月7日
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内容: | 救いようの無い八方塞がりの状況も(中略)快刀乱麻の大暴れ! (中略)不可能状況を打開する力技が炸裂する三本の中編』(裏表紙より) 頑張れ探偵! 負けるな下僕!! |
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感想: | 京極堂シリーズに出てくる探偵・榎木津礼二郎とその一味の活躍する探偵小説でした。 探偵がいわゆる超能力者で事件を解決してしまうので推理小説では有り得ないわけですが、探偵の活躍する小説ではあったようでした。活躍したのは他の人達だったような気もしますが。何はともあれ京極堂シリーズはドロドロしていて結末も解決したのかどうかわからない感じなので、こういうスパッと快傑のお話は気持ちが良い。 |