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ビリー・ジョーの大地
Out of the Dust

著者:カレン・ヘス
訳:伊藤比呂美
出版社:理論社
305頁
読了日:2004年2月5日



内容:  1934〜35年。大恐慌まっただ中のアメリカ・オクラホマ。
 砂嵐が吹き荒れる大地で音楽を夢見る14歳の少女の日記のような詩のような小説!
 頑張れジョー! 立つんだジョー!!
 
 

感想:  カリフォルニア在住の詩人・伊藤比呂美さんが翻訳した事になっていますが、あとがきに拠ると下訳を彼女の13歳の娘さんがしていたらしい。どれくらい直したのか判りませんが日によって言葉遣いが違っていてまだ固まっていない少女の日記な感じがよかったです。(あ。私の日記も日によってかなり違う気がする)
 何はともあれこの話が創作なのか実話なのか全く触れられていないのが気になるところでした。