カタリ伝
著者:島村匠
出版社:中央公論新社
253頁
読了日:2004年6月1日
人をあざむくべし、
人の道をあざむくべからず。
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内容: | 江戸から仕官先を求めて大坂へやってきた若き浪人が出会ったのは騙り一味だった!! 彼らの仕掛けた幕府転覆を目論むカタリは成功するのか!? 頑張れ徳川! 負けるな豊臣!! |
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感想: | 一発逆転の詐欺話が大好きな私はついうっかり読んでしまいましたが逆転劇はほとんどなかったです。ってゆうかカタリ物で一番騙さないといけないのは幕府とかではなく読者のはずなんですが、「ああやっぱりね」って感じでほとんど騙されません。読後感はなんじゃこりゃなんですが読んでいるときはわくわくしていたのに残念! 期待はずれ斬り! |