スリランカから世界を眺めて
著者:アーサー・C・クラーク
訳者:小隅黎
出版社:サンリオSF文庫/サンリオ
366頁
読了日:2005年1月27日
未来への展望なきところ、その民族は滅びる
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内容: | スリ・ランカ(輝ける土地)に魅了され移住したSF作家アーサー・C・クラークの自伝的エッセイ集。 クラークは何故スリランカを、海を、宇宙を愛したのか!! 頑張れSF! 負けるな未来!! |
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感想: | 今はなきサンリオSF文庫から1981年に出版された日本語訳ですが元は1978年に出たらしいいずれにせよ20年以上前の本なわけですがそんなに古さを感じさせず、特に宇宙開発に至ってはほとんど進歩なし。でも通信関係についてはクラークの予想通りの状態で、さすがは作家で細かいところに気がつくなと思ったのは携帯電話にはよくかける相手先の番号を記憶させる機能が付くだろうと書かれているところ。ついでに要約すると、膨大な電話帳データベースにアクセスして検索する機能も備わっているだろうと書かれていたけれど、コレって実際にあるのかな。私のPHSにはないけど。 |