聖徳太子
<全4巻>
著者:梅原猛
出版社:集英社文庫/集英社
409+543+412+623頁
読了日:2005年11月1日
一曰、以和為貴
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内容: | 聖徳太子の生きた時代のこの国は、そして近隣諸国はどこへ向っていたのか!? そして太子は何をしようとし、何が出来なかったか!? 頑張れ太子! 負けるな馬子!! |
聖徳太子 (1) 聖徳太子〈2〉 聖徳太子〈3〉 |
感想: | 最近でもないけれどこれを読み始めた半年くらい前に新説のように「聖徳太子は実在しなかった」みたいな事を得意げに語っている学者をテレビで見た気がしますがそんな説は江戸時代からあったそうです。そんな感じで聖徳太子の生きた時代の国際情勢がよく判る本でした。これを読むと最近の日本朝鮮半島中国の問題はこの頃からこじれていたんだなって感じでした。あ、そう言えば前出のテレビ番組で最近の教科書では厩戸皇子(聖徳太子)と教えているらしい。その理由をハッキリ解説してくれなかったのが残念だった。 |