海の時間 | 読書の時間

邪魅の雫

著者:京極夏彦

出版社:講談社

817頁

読了日:2006年12月12日




不思議なことなど何もないのだよ

内容:  東京と神奈川で次々起こる毒殺事件!!
 これらは関連ある連続殺人事件なのか!?
 頑張れ世間! 負けるな個人!!

感想:  京極堂シリーズで毎回言われる「不思議なことなど何もない」って台詞を単純に「全て説明がつく」って程度に考えていましたがそれ以前に不思議に思うというのは個人的な感想に過ぎないって事のようでした。違うかも。それはそうとこれは叙述トリックなのでしょうか。はっきり書いてあるのに。それとも各章という世間ではそれが真実だって話しだったんだろうか。