海の時間 | 読書の時間

佐々木丸美コレクション−1
雪の断章

著者:佐々木丸美

出版社:ブッキング

355頁

読了日:2007年01月22日




普通の人の考え方ね

内容:  孤児の少女が雪の舞う大通り公園で出会った青年に引き取られた!!
 青年と友人、アパートの住人たちに守られて美しく育った少女の運命は!?
 頑張れ孤児! 負けるな他人!!



感想:  奥付に「佐々木丸美コレクション-1」と書いてあるが表紙にも扉にも書かれていないのでちょっと探したらカバーを外した背表紙に書いてあった。それはともかく助詞の間違いや抜けている所を普通に読んでいて5箇所見つけた。助詞を使わないで喋る若い人が校正したのだろうか。ちゃんとした出版社じゃないからしょうがないかとか言われないように今後の出版には気をつけてもらいたい感じだ。それはそれとして、講談社版を読んだのは高校生の頃で会社のこととかよく判っていなかったが本岡剛造って部長だったんだね。もっとすごい地位って印象があったのでびっくりした。それから辞表を出した経緯も何じゃそりゃだし犯人の動機も以前読んだ時ほど理解できないと言うか高校生の頃も「そんなもんなのかな」と思っていただけで理解していたわけじゃないけど。