新書版
ルー=ガルー
忌避すべき狼
著者:京極夏彦
出版社:TOKUMA NOVELS/徳間書店
582頁
読了日:2007年06月19日
人を殺すのは良くないことですね。
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内容: | すべてが管理された近未来社会で14〜15歳の少女ばかりを狙った連続殺人事件発生!! 被害者が少年の事件は連続殺人事件とは無関係なのか!? 頑張れ天才! 負けるな狼!! |
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感想: | またまた図書館もの。単行本が出た当初の表紙だけ見てその頃はやりの異世界ファンタジーかと思って読まずにいたのですが、近未来を舞台にた猟奇殺人ものでした。読んでいる最中はちぐはぐな世界観に作者はSFとか読んだこと無いのかなと思っていたのですが最後のページで近未来の設定を読者(アニメージュとかの)から募集して書いたらしい。サービス精神を発揮して幅広くアイデアを取り入れてしまったようでした。とりあえず合成肉の材料(薬品の原材料)が何なのかくらいは明らかにして欲しかったです。 |