コッペリア
著者:加納朋子
出版社:講談社
325頁
読了日:2007年07月21日
執着の陰にあるものが、常に愛情だとは限らないさ
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内容: | 人形に恋してしまった青年!! 彼の恋は成就するのか!? 頑張れ人形! 負けるな人間!! |
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感想: | 途中で叙述トリックだと言うことには気付いたのですがどういうトリックなのかは見抜けませんでした。それはともかく今までの加納朋子の作品とは雰囲気の違うおどろおどろした感じで面白かったのですがそれも2章までで3章以降の解決編はいつも通りの感じになってしまってちょっと残念。最後までおどろで通して欲しかった。ってゆうか2章までにして(もちろん多少は説明しないといけませんが)後はご想像にお任せしますって感じで書かなくてよかったんじゃないかとすら思ったのでした。 |