海の時間 | 読書の時間

「世界征服」は可能か?

著者:岡田斗司夫

出版社:ちくまプリマー新書/筑摩書房

190頁

読了日:2007年12月12日




世界征服への道のりは、長くて厳しい。

内容:  世界征服を目論む悪の秘密結社は、征服して何がしたいのか!?
 そもそも、世界征服は可能なのか!?
 頑張れ帝国! 負けるな独裁者!!


感想:  図書館でわざわざお取り寄せしてもらって読んだのでした。ヲタクの人が漫画アニメ映画などに登場する世界征服を目論む組織について考察するのかと思ったら、最後はなぜか「悪とは何か」って話しに摩り替えて現代社会を風刺したかったようでした。前半は面白かったのに。ってゆうか、世界征服を企んでいるアメリカだったり宗教団体だったり個人だったりは悪を目指しているわけではなくて本人たちは良かれと思ってやっているようだから、漫画の世界と混同してはいけないと思ったのでした。北朝鮮はともかく。