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A.I.

監督・製作・脚本:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント/ジュード・ロウ/フランシス・オーコナー/ブレンダン・グリーソン/ウィリアム・ハート
2001/米/ワーナー/カラー

2001年7月3日/有楽町ルーブル



物語:  地球の温暖化に伴い極地の氷が溶け出し陸地のほとんどが海底に沈んだ。僅かに生き残った人々は何を思ったか産めや増やせ地に満ちよの教えを守らず出産制限をして代わりにロボットを生産し始める。
 そんなある日、不治の病で冷凍保存されていた子供の代わりに、人工知能に愛をプログラムされた子供型ロボットを特注した金持ち夫婦がいた。しかし、治療法が開発されて本物の子供が帰って来ると、ペットが捨てられるように山に置き去りにされる子供型ロボット。
 子供型ロボットはピノキオのように人間に成れるのか!? 頑張れ子供型ロボット!

感想:  なぜ出産制限が行われたのかさっぱりわかりませんでした。食糧問題が一番アレなのかなとも思いましたが、それに伴うエピソードは無いようでした。
 しかし、これは何が言いたい映画だったんだろう。ママ、ママ愛してるよ、とまとわりついてくるロボットより、コ憎たらしくても本当の子供のほうが良いって話なのかな。人工知能に感情を持たせる事の是非を問おうとしてるのかな。或いは地球温暖化をなんとかしようという京都議定書に賛成しない大統領に何か言いたいだけなのか。
 そんな事とは全然関係無く、処刑される育児ロボットが最後に見せた笑顔が泣けました。

評価: ★★★