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千と千尋の神隠し

監督・原作・脚本:宮崎駿
VC:柊瑠美/内藤剛志/沢口靖子/夏木マリ/入野自由/菅原文太/小野武彦
2001/日/東宝/カラー

2001年7月20日/浦和ヴェルデ東宝3



物語:  引越し先へ車で向かう途中に不思議の世界へ迷い込んでしまう千尋とその両親。
 八百万の神々が湯治にやってくる湯屋で働かなければならなくなった千尋の奮闘記。
 頑張れ千尋! 負けるな千!

感想:  千尋は約1800メートルなんですが、単なる千だと何の事だか判らなくなってしまいます。そんな存在にされてしまった千が自分を取り戻す話でした(そうか?)。
 御伽噺や神話や自作をごちゃ混ぜにした集大成って感じです。サマーズ三村なら「昔話かよっ」って突っ込むかも知れません。でも一番影響を受けているのは吾妻ひでおの作品でしょう。
 なんだかつまんないことを突っつき出すとキリがない感じなのでそう言う無駄なことは止めましょう。面白かったんだからしょうがない。でも宮崎監督作品で初めてパンフレット買っちゃいました。湯屋の名前が「油屋」になってる理由が知りたかったのですが、それも「つまらないこと」のひとつでした。コジツケればなんでも言えるけれども千が見たものが全てなのであえて細かい説明はしてないらしい。こんな事言えるのは巨匠ならではですね。

評価: ★★★★