海の時間 | 映画の時間 | 食事の時間 | 読書の時間| 落書の時間 | 手紙の時間 | 海中チャット


ディープ・ブルー

監督・脚本:アラステア・フォザーギル/アンディ・バイヤット
出演:イワシ/イルカ/シャチ/アザラシ/コウテイペンギン/アホウドリ/カツオ/シロナガスクジラ

2003/英=独/東北新社

2004年9月1日/新宿グランドオデヲン座



深海に到達した者は、宇宙へ行った人数より少ない。

内容:  「海」そこには陸地よりも多くの生物が生息する!!
 陽の光の届かないマリアナ海溝の海底に光る生物とは!?
 頑張れ水棲動物! 負けるな魚介類!!


感想:  こう言うドキュメンタリーはいつ問題を出されるかとハラハラしながら見るわけですが(ウソ)最後に問題提起みたいな台詞が出てきてシオシオでした。アレがなければ星5つだったんですが。この映画は大自然の美しさと厳しさを描いたものだと思うのですが、「シロナガスクジラがかつての1割ほどに減少している。今日も人間は海を傷つけている」とかってどうしようもないメッセージを最後っ屁みたいに吐き捨てて終わっていたのでした。単なる反捕鯨の「鯨はたべものじゃな〜〜い」とか言ってる一派なんだろうか。あるいはこの映画のスタッフは人間も自然の一部だという認識はないのかと思った。せっかくの美しい映画なのに残念でならない。
 
評価: ★★★