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神様のパズル

著者:機本伸司

出版社:ハルキ文庫/角川春樹事務所

367頁

定価:680+税/図書館

読了日:2008年02月20日




自分の蒔いた種は自分で刈り取れ

内容:  宇宙は無から生まれた!? 材料が要らないなら人間にも作られる!?
 天才少女がコンピュータでシミュレーションした宇宙の終焉とは!?
 頑張れ神様! 負けるな無意味!!



感想:  第3回小松左京賞受賞作らしいです。この表紙はもったいない。これじゃ普通の大人は買わないし普通のSFファンも買わない(って私も買ってないですが)。せめてどこかに「第3回小松左京賞受賞」って書いとけばいいのに。それはともかく、一応「ライトノベル」ってジャンルらしいですがホーガンばりの似非科学を駆使して宇宙の作り方に辿り着いてしまう過程はかなり面白かったです。ちょっとラストの逃げ方が不満ですが。何はともあれ映画化されるらしいです。天才美少女(ツンデレ系)役に期待です。そんな感じでこの著者のほかの作品を一気に図書館で予約してしまいましたのさ。