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最後の間者

著者:岡田秀文

出版社:時代小説文庫/角川春樹事務所

407頁

定価:860+税/図書館

読了日:2008年04月03日




「あのお方とは」

内容:  本能寺の変の裏側で暗躍する間者とはいったいどこの手の者なのか!?
 最後の間者とはいったい!?
 頑張れ間者! 負けるな信長!!



感想:  久しぶりの時代小説でした。謎の多い明智光秀の謀反を仕掛けたあの方の手先となって暗躍した間者のお話しでした。ごろごろと虫けらのように人が殺されるかと思えば、殺す側の恐怖や殺される側の決意などがリアルに描かれていて読み応えのある小説でした。わたし的にはちょっと恋愛小説みたいになってしまったラストがいまひとつ納得がいかなかったです。