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国家の罠
外務省のラスプーチンと呼ばれて

著者:佐藤優

550頁

出版社:新潮文庫/新潮社

定価:705+税/図書館

読了日:2008年10月04日




『ゲームのルール』を提案したい。

内容:  ムネオハウスは何故建てられたのか!?
 国策捜査とはいったい!?
 頑張れ外務省! 負けるな伏魔殿!!



感想:  背任・偽計業務妨害で有罪にった犯罪者が執行猶予期間中に書いた回想録でした。自分がいかに私利私欲無く国益のために寝る間も惜しみ、赤坂見附の「てんや」で海鮮かき揚丼を食っている途中でも仕事に向かうような真面目な人間であると延々書き綴られているので、ちょっと辟易ですが、北方領土問題とかロシアとイスラエルの関係など、知らない世界の話がいろいろ出てきて勉強になりました。いやしかしすごく記憶力のいい人のようなのに肝心なところでは記憶があいまいになるところなんか、さすがだなと思ったのでした。この本のどこまでが真実なんだろうか。