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図書館戦争

著者:有川浩

出版社:メディアワークス

345頁

定価:1600+税/図書館

読了日:2008年11月07日




毎日軍事訓練に励んでいます。

内容:  検閲が合法化された近未来、表現の自由を守るため図書館が武装した!?
 命を懸けて守らなければならない本とは!?
 頑張れ図書館! 負けるな検閲!!



感想:  ずいぶん前にチラッと立ち読みして「だめだっ」と思って買うのをやめた本ですが、この作者の他のが良かったので読んでみようと図書館で借りて読んでみたのですが、やっぱりちょっとな感じでした。図書館が武装するそもそもの原因となるあのめちゃくちゃな「メディア良化法」の成立が「政界七不思議の一つ」で片付けられているので、もう先を読む気がうせつつも、そのうち謎が明らかになるのかと思ったら一切出てこない。そんな感じで新兵の上官に対する言葉使いとかもう不愉快でならないのでした。せっかくの面白い設定なのに、勢いで書いてしまって台無しになっている感じでした。それと地の文章が誰目線なのかよく判らず、読みにくいったらありゃしませんでした。