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さよなら妖精

著者:米澤穂信

出版社:創元推理文庫/東京創元社

368頁

定価:743+税/図書館

読了日:2009年03月27日




哲学的意味がありますか?

内容:  遠い異国の少女の目に映る日本の日常は疑問だらけ!?
 ユーゴスラビアからやって来た少女の目的とは!?
 頑張れ西側! 負けるな東側!!



感想:  父親の仕事の都合で各国を回って滞在期間は父親と離れてその国を見て回るって少女との出会いから始まるお話でしたが、一番の疑問は父親は娘を預ける人の安否を確認していなかったのか、それとも知っていて放り出したのか。そもそもそんな知り合いが地方都市に居たのか。それはそれとしてなんともやりきれないラストでした。ちょうど読み終えるころiPodから「叫ぶ詩人の会」の「サラエボの恋人」が流れていたのでした。