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被差別の食卓

著者:上原善広

出版社:新潮新書/新潮社

204頁

定価:680+税/図書館

読了日:2009年08月25日




「日本はなんてカーストの多い国なんだ」

内容:  フライド・チキンはソウルフード!?
 あぶらかすとはいったい!?
 頑張れ部落民! 負けるなマイノリティ!!



感想:  ケンタッキーフライドチキンが圧力鍋でディープフライにしているのは骨まで食べられるようにって事らしい。どうりでたまに食べると骨がすぐに砕けてカルシウム不足の鶏かと思っていたが、そういうことだったらしい。そんな感じで世界の現役被差別民やかつて差別されていたってことになっているがいまだに差別されている人々が何を食っているのか、何を食っていたのかを取材したものでした。ある意味グルメガイド。捨てるような部位を何とか料理して食べていた「ソウルフード」がいまや人気食材となり、高級品になってしまったりしているモノもあるらしい。でもハリネズミは人気でなさそう。