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アフリカを食べる

著者:松本仁一

出版社:朝日文庫/朝日新聞社

245頁

定価:540+税/図書館

読了日:2009年10月06日




その土地の食習慣にはそれなりの理由があるのだ。

内容:  ガボン人はサルを食う!?
 イスラムは豚を食べない!?
 頑張れ黒人! 負けるな白人!!



感想:  朝日新聞土曜の夕刊関東版で50回連載されていたものをまとめたものでした。アフリカでも東西南北で食べるものが違い、それぞれなぜそれを食うのか食わないのかといった話しを中心にしつつ、現地の生活ぶりや人柄をレポートしているので大変興味深い感じでした。アフリカ人といっても「救援こじき」と呼ばれる「働くより救援物資を貰ったほうが楽」と考え難民になる人々がいるかと思えば、援助物資の学用品で年取ってから初めて文字を覚えて仕事を始めるおばさんなんかもいる。何をどう援助するかって重要ですねえ。