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アフリカで寝る

著者:松本仁一

出版社:朝日文庫/朝日新聞社

251頁

定価:540+税/図書館

読了日:2009年10月30日




アフリカ奥地の夜は、意外ににぎやかだった。

内容:  高級ホテルのバスタブに栓が無い!?
 日本の蚊取り線香は、アフリカの蚊に良く効く!?
 頑張れ白人! 負けるな名誉白人!!



感想:  朝日新聞土曜の夕刊関東版で「アフリカを食べる」の続編として36回連載されていたものをまとめたものでした。「ナイロビ」って「冷たい水」って意味らしい。それはともかくアフリカでは一夫多妻だったりする理由とか、知らないと習慣とか風習の違いを自分の価値観を基準に考えてしまったりする事柄を、現地で寝食を共にしてレポートしたものでした。現地を知らない私なんかはテレビとかの情報だけで「アフリカ人は怠け者」とか思ってしまうことがしばしばあるけれど、そう単純なものでない事がよく理解できたのでした。そして日本人が南アフリカで「名誉白人」などと呼ばれていたのがとても恥ずかしい事だと思ったのでした。ってゆうか扱いは「二流白人」だったらしいし。