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地球保護区

著者:小林めぐみ

出版社:ハヤカワ文庫JA/早川書房

415頁

定価:800+税/図書館

読了日:2010年04月18日




生きてるだけで、よかったんだ。

内容:  環境汚染で地球が滅びた400年後の世界!?
 人類は地球に不要なのか!?
 頑張れ地球! 負けるな人類!!



感想:  SF的な設定としてはなんだかありがちな感じなんですが、決定的に違うのは、人類も地球から発生した限りは、地球から排除されるべきではない、って考えが出てこない所でした。新しい植物や得体の知れない生命体でも地球で生まれた限りは人類が排除すべきではない、とか言うのなら、人類も排除すべきではないと思うのでした。ってか人類は地球で発生したものでないから地球を滅ぼしてしまう可能性があるって話しに展開すると思ったのに、そんな話しではなかったのでした。