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2001年百人浜の旅

〜20世紀最後の日〜
翼よあれはどこでせう

飛行機遅れる

 2000年12月31日。
 張り切って1時間前くらいから空港に居たと言うのに、搭乗手続きに時間がかかっているとかで、出発時間の7:55を過ぎても動く気配が無く、出発したのは8:30頃だった。
 もうこの時点でこの後の予定が大幅に狂ってしまう事は覚悟していたが、空が晴れていたので気分が良かった。
 
 しかし、予定していた年末年始に一日1本だけ運行する、札幌発様似行きの快速「優駿浪漫」には乗れず、各駅停車を乗り継いで、ようやく17:58に様似駅に着いた。

 それはそうと、「一日散歩きっぷ」などと言う物が有り、2040円で様似まで行けた。本当なら3710円なのに。

 雨が降っていたが、なんとか18:10の最終バスには間に合ったと一息ついていたら、停留所の掲示板に「12月31日は17:15まで」と書かれてあった。

 バス停には私以外にオジサンが2人。
 ここまで来たら皆えりも方面へ行くだろうと、タクシーの相乗りを期待したが、一人は荷物を置いて何処かへ行ってしまうし、もう一人は携帯電話で迎えを呼んでいた。仕方ないので独りでタクシーに乗って宿へ向かった。11,650円のところ、11,000円に負けてもらった。

 宿に着いて通された部屋は、独りで泊まる部屋じゃないだろう、と言うような、セミダブルベッドとシングルベットそれに大きなソファ。
 予約した時は「和8畳」って書いて有ったのだが。

 本当は夜の百人浜へ行くつもりだったが、雨と風が凄かったので、おとなしくテレビ見ながらいつもと変らないような大晦日を過ごしてしまった。
 
 余談だが、せっかくの世紀の変わり目なので、テレビのカウントダウンに合わせて、その瞬間にデジカメで自分を撮影してみたが、その時見ていたのが事も有ろうに「電波少年」だった。見た人は知っているだろうが、時間を間違えてやんの。
 そんなこんなで、踏んだり蹴ったり、というか飛んだり跳ねたりで20世紀は終わったのでした。
 

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