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第三日目 百人浜を歩く


百人浜

 いよいよ最終目的地の「百人浜」です。
 天気予報では曇り時々雨って事で午後から雨が降るはずだったので、8時前に襟裳岬を出発し、襟裳漁港の横あたりから海岸に降り、砂浜を歩き始めました。

 遥か彼方まで続くように見える砂浜を一人で歩いていると、当然のように唄っちゃいますね。誰もいないんですもの。
 何も無いように見えて、難破船があったり、川ができていたりで、ちょっとしたイベントはいくつかあったのですが、ほとんどの行程はただただ歩くだけで、苦行のような気がしてきました。でも気持ちよかったです。



一石一字塔

 約2時間ほど歩いたところで百人浜のバス停が彼方に見えてきました。そこに「一石一字塔」があるはずなので、そろそろ道路に上がろうと思ったら、国有林の柵に阻まれ、先へ進めません。
 かろうじて、車を降りて浜へ来た人がいたので、その辺りから道路へ行けましたが、そういう目印が無ければ、恐らく砂浜を抜け出すことはできなかったでしょう。

 そんなこんなで、ようやく車道へ出て「百人浜レストハウス」で何か飲み物(メロンジュース)でも、と思ったら、まだ開店していませんでした。
 仕方が無いので、バス停付近をうろつき、百人浜の名の由来などが書かれた案内板を見た後、再び浜へ降りて、歩き始めましたのでした。



百人浜の終わり

 「館」が崖っぷちに建っていて百人浜と繋がっているなら、襟裳岬だと「百人浜」(と呼べる所)まで多少の距離があり、反対側の庶野の「崖」だろうと推測していたわけですが、反対側は「崖」と呼ぶにはちょっと物足りない感じでした。

 其れは其れとして、すでに12時を回っていたので何か食べないといけません。
 道路に上がり、本日泊まる旅館までテクテク歩き、途中に食堂があればそこで何か食べようと思ったら、食堂発見まで約2時間かかってしまいました。
 そこで食ったのがこの真っ黒いラーメンでした。

 食後まだ14時だったのでチェックインは早いだろうと、黄金道路の端っこまで行ったのですが、何故かここには観光客が次々と訪れていました(単に駐車場脇にトイレがあったからのようですが)。

 その後もしばらくブラブラしましたが、雨は降らず、よい天気のままでした(ちょっと曇っていたけれど)。  

 

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