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第四日目 雨の日高本線


最終日は雨

 前日はテレビのオフタイマーをかけたまま21時には就寝。8時少し前に「朝食の用意ができてますけど」と起こされるまでスヤスヤ眠っていました。

 目覚めるとやはり雨でした。
 出かける前に折畳傘をリュックに入れたはずだったのに、どうもいつも通勤に使っているリュックに入れてしまっていたようで、見当たらない。
 本降りになる前にバス停へ行き、土日祝は日に2便しかないバスの午前の部を待つことにしました。
 定刻でも電車への乗り換えが15分で切符を買うのに手間取ったりすると大変だと思ってたのに、定刻になってもバスは来ず、5分遅れてやってきました。その5分の長かったこと。



様似付近の海

 様似から苫小牧へ向かう電車で海が見えるのは左側だと、かなりの方向音痴でない限り分かるはずなんだが、などと思いながら乗り込む。
 様似の駅で買った切符はなんだか懐かしい厚紙製の切符でしたが、改札でM型の鋏とかは入れてもらえませんでした。残念です。

 関係無いですが、えりも付近のバス停から何人か(おそらくユースに泊まった人たち)が乗り込んできて、そのうちの一人の女性が空港までずっと同じ電車でしたが、私の目に狂いが無ければ、きっと彼女は佐々木丸美ファンですね。

 ちなみにこれが日高本線を走る列車のトイレです。



雨の夜間飛行

 新千歳空港へは予定通り出発の2時間前に到着。秋田行きの飛行機は天候不順の為新千歳空港へ戻るか羽田まで行くかもしれないので、其れを承知の上乗り込むように、などというアナウンスを聞きながら、「極上三色ちらし」をロビーで食う。

 搭乗手続を済ませてからみやげ物やを覗いてみると、鱈の燻製は無かったけれども「ほっけ燻製」と「たらとば」があったのでつい買ってしまう。ちなみにこれがそれ。

 ご存知の方も多いと思いますが、羽田空港から浜松町へのモノレールの切符は新千歳空港で買っておくと便利です。

 さて、いよいよ15分ほど遅れて雨の中のフライト。雨に滲んだ誘導灯が綺麗でした
 飛んでしまえばこっちのもので、雨雲の上は星空が広がり、目線より下にオリオンの三ツ星が見えるのも爽快な感じでした。

 そんなこんなで、今回の「百人浜巡礼紀行」はおわりです。
 次回「吹雪の百人浜決死行」をお楽しみに!

 

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